日本ではHIVやエイズとは無縁の世界だと思っている人も多く、
コンドームは避妊の道具としてしか認識していない人もかなり多いです。
アフリカなど、発展途上国だけの問題だと思われていたHIVですが、
その甘い考えが日本での感染者数の増加を招いているということはあまり知られていません。
先進国の中でもHIV感染者数の増加が顕著だと言われている日本。
その一番の原因は、先ほども書いたようなコンドームを使わない性行為の常習化にあります。
そもそも、避妊具として認識されているため、妊娠の危険がなければ使わなくて良いと思われています。
これは大きな間違いで、この間違った認識の蔓延が感染者数の増加を招いているわけです。
1994年の日本におけるHIV感染者数は300人程度でしたが、
2002年には600人を越えており、2011年現在では1,000人を越えていると言われています。
また、これは検査で見つかった人や報告のあった人だけですので、
実際にはこの4~5倍の感染者数がいるのでは、とも言われています。
エイズを発症しない限り、HIVに感染していると自覚できることが少ないため、
潜在的な感染者数が増える要因にもなっているわけです。
また、潜在的な感染者が増えている現状で最も恐いのが、
コンドームが避妊具としてしか認識されていないことで、
知らないうちにHIV感染が広がっていくことにあります。
HIVの感染は、コンドームを正しく使うことで100%に近い確率で防ぐことができると言われています。
他の性病に関する予防にもなりますので、性行為を行う際にはコンドームの正しい使用を心がけましょう。
さらに、愛するパートナーに話すのは抵抗があるかもしれませんが、
初めての性行為の前には二人で性病の検査を行うというのもお薦めです。
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